先週、サンパウロ平均株価指数(Ibovespa)は7.71%の5万9,365ポイントまで下落したが、世界の主要証券取引所の株価指数の 2002年10月から今年5月までの値上がり幅ではサンパウロ証券取引所の平均株価指数は他国の追従を許さず、5月29日に記録した最高値7万3,920 ポイントと798.8%の値上げを記録していた。
この間の上海の株価は513.5%、ニューヨークのダウジョーンズは97.26%とそれぞれ値上がりしているが、ナスダック158.1%、日経平均株価は140.7%の上昇に留まっている。
また5月末の最高株価から先週木曜日の5万9,242ポイントの値下がり率は22.3%を記録、上海平均株価は最高値から66.9%も下げており、サンパ ウロ平均株価の下落は投資適格級への格上げが歯止めになっていたが、世界的シナリオに変化の兆しが現れてきており、発展途上国の株式市場からの投資撤退に 拍車がかかってきた。
1990年代の株価暴落は最高値から63%も下落したが、下がる期間は上昇期間の2倍のスピードで下落しており、こ の2つのファクターをサンパウロ平均株価に当てはめると、2010年末ぐらいに3万ポイントまで下落する可能性があり、ここ2週間の株価の下落は暴落の始 まりと見込んでいる金融スペシャリストもいる。(2008年7月7日付けヴァロール紙)