6月のサンパウロ証券取引所(Boveaspa)は海外投資家の株投資金74億レアルが引揚げたが、ブラジルの投資家による株購入で、サンパウロ平均株価(Ibovespa)の株価の下げ止まりに歯止めがかかっていた。
しかし7月初めの3日間では8.83%の大幅な下落を記録して、今年は7.22%のマイナスを記録しているが、世界経済の先行き不透明感、世界的なインフレや金利上昇が株投資家の資金引揚げに結びついている。
過去12ヶ月間のインフレが4.0%と目標インフレの2倍に達しているために、昨日はヨーロッパ中銀が基本金利を4.0%から4.25%に引上げたが、ブ ラジルは次回の通貨政策委員会(Copom)での政策誘導金利(Selic)は0.50%〜0.75%の引上げ予想が大半を占めている。
昨日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(Nymex)の原油先物相場の終値は1.20%上昇の145.29ドルとなって、ペトロブラス株価を押上げる 要因となっていたが、普通株は3.98%、優先株は3.25%とそれぞれ下落、引続いて海外投資家の株式市場からの資金引上げが継続している。
政策誘導金利の上昇に伴って銀行定期預金証(CDBs)への投資が増加してきており、今年のCBDsへの預金は前年同期比40%増刊の3,600億レアルに達している。(2008年7月4日付けエスタード紙)