世界的金融不安に見舞われているにも関わらず、投資適格級の格上げで上がり続けていたサンパウロ証券取引所の株価は海外投資家の逃避が開始、昨日の サンパウロ平均株価(Ibovespa)は3.61%下落して6万1,106ポイントとなり、今年3番目の値下がり率を記録して3月末の水準まで低下して いる。
石油がバレル当たり143.57ドル、食料品コモデティ商品の高騰で世界的なインフレ要因となっており、また米国自動車メーカ最大 手のGM社の株価が15,06%下落したダウジョーンズは1.47%、ナスダックは2.32%それぞれ下落、S&Pは2006年7月の水準にまで下げてい る。
米国経済の先行き不透明感や世界的なインフレ傾向が海外投資家の発展途上国からの投資引揚げ要因となってきており、昨日のウジミナスの株価は6.68%、ナショナル製鉄所(CSN)7.80%、ヴァーレ5.73%、ペトロブラス4.21%それぞれ大幅に下落した。
6月27日までのサンパウロ証券取引所(Bovespa)からの海外投資家の資金引揚げ総額は80億レアル、6月の資金引き上げは流入よりも8億7,700万ドル多くなっている。(2008年7月3日付けエスタード紙)