中銀では個人向けクレジットは4月から政策誘導金利(Selic)が上昇に転じた影響で減少してきているが、法人向けクレジットは好調な内需に対応するために、製造企業は増産体制強化で投資を継続しており、今のところ減少傾向は表れていない。
5月のクレジット総額は前月比2.6%増加の1兆440億レアルでGDP比36.5%に達して1995年1月以来の高率を記録したが、個人向けクレジットは1.4%の増加に留まっている。
昨年の月間平均クレジットの伸び率は2.10%であったが、今年4ヶ月間の平均は1.86%に減少、特に4月から上昇に転じたSelic金利の影響で、平 均クレジット期間が4月と同じ457日に留まり、2006年1月から伸びていたサイクルが終焉、今後はクレジット期間の短縮が予想されている。
5月の法人向けクレジットは3.6%増加してクレジット部門の平均を大幅に上回った。5月の個人向け口座借越残金利は銀行間スプレッドの上昇で前月比4.4%増加の157.1%に上昇して、2003年8月と同じ金利高に達した。
また金利上昇に伴って不渡り率も上昇に転じて、個人向け口座借越金利は0.6%増加の8.9%まで上昇して、今後益々銀行間スプレッド上昇に拍車をかける。
個人向け自動車購入クレジット金利は0.6%上昇して年利30.6%、家電や家具などの資本財購入クレジット金利は1.7%増加の58.1%とそれぞれ上昇してきている。(2008年6月25日付けエスタード紙)