金融危機以前の中銀への強制預託金総額は2,594億レアルであったが、金融危機後は民間銀行が一斉にクレジット枠を縮小、中銀は金融市場でのクレジット流動性拡大のために、強制預託金992億レアルを金融市場に放出した。
金融危機以前のブラジル国内のクレジット市場は7,570億レアルであったが、特に470億ドルの外国投資ファンド、900億ドルの海外直接クレジット市場が大幅に縮小した。
昨年6月の国内クレジット市場の海外資金は470億ドルであったが、12月には387億ドルまで縮小、今月27日から開始される輸出前貸し(ACCs)のクレジット枠は360億ドルが見込まれている。
公立銀行は昨年9月から12月にかけてクレジット枠を12.9%拡大したが、外資系銀行は45%、民間銀行は僅かに2.5%の増加に留まっており、公立銀行がクレジット拡大を牽引している。
中銀は為替介入で外貨準備金を投入しているにも関わらず、今年1月の外貨準備残高は2,008億ドル、昨年8月には2,050億ドルに達していた。
中銀は為替介入で昨年9月以来総額610億ドルを投入しているが、このうち467億ドルは外貨準備金以外の資金投入、333億ドルは為替スワップに充てられた。(2009年2月10日付けガゼッタ・メルカンチル紙)