ブラジル銀行はヴォトランチン銀行への49.99%の資本参加で自動車クレジット部門を強化、資本参加前の自動車クレジット部門は56億レアルで市場占有率は4.0%であったが、資本参加後は140億レアルに増加した。
自動車クレジット部門のトップはFinaustriaとファイアット銀行を傘下に収めるイタウー銀行‐ウニバンコ銀行の471億レアルで市場占有率は34%を占めている。
2位はFinasaを傘下に収めるブラデスコ銀行の312億レアル、3位にはAymoreを傘下に収めていたレアル銀行を買収したサンタンデール銀行で237億レアルとなっている。
自動車クレジット部門は個人クレジットの35%を占めており、昨年末の自動車クレジット総額は前年比23.2%増加の1,367億レアルに達しているが、スプレッドは個人クレジットのスプレッド39.1%を大幅に下回る22.2%であった。
しかし全国自動車工業会(Anfavea)は昨年12月の自動車生産は前月比54.1%と大幅に下落、また昨年11月の90日以上の自動車ローンの支払い遅延は4.1%に達して、前年12月の3.0%から上昇しているが、個人向けクレジットの平均支払い遅延率は7.8%であった。
ヴォトランチン銀行への資本参加でブラジル銀行のクレジット市場占有率は20.61%、イタウー-ウニバンコ銀行15.26%、ブラデスコ銀行 12.83%、サンタンデール銀行10.43%、連邦貯蓄金庫6.61%となり、これらの5大銀行で市場占有率は65.76%を占めている。
またブラジル銀行の個人向けクレジット総額は626億レアルに達してイタウー-ウニバンコ銀行の952億レアル、ブラデスコ銀行の637億レアルに次いで3位に上昇したが、サンタンデール銀行は573億レアルで4位となっている。(2009年1月12日付けヴァロール紙)