昨年下半期のブラジルの銀行業界の再編前の5大銀行の資産総額はブラジル国内銀行の 52.32%を占めていたが、ブラジル銀行のサンパウロ州立銀行の買収、サンタンデール銀行のレアル銀行買収並びにイタウー銀行とウニバンコ銀行の合併で、五大銀行の資産は65.72%の2兆400億レアルと更なる寡占化が進んできている。
世界金融危機の影響で今後3年以内には更なる再編が進んで寡占化が一層進むと業界では予想しており、また銀行破綻の可能性が高い中小銀行から大銀行への預金の移動が進むと見込まれている。
2007年末の五大銀行の預金高は銀行全体の61.2%であったが、昨年9月には75.3%に増加、クレジット残高は52.85%から64.04%に増加している。
銀行業界の再編後では合併したイタウー銀行-ウニバンコ銀行の資産は5,778億レアル、サンパウロ州立銀行を傘下に収めたブラジル銀行が4,981億レアル、ブラデスコ銀行が3,653億レアル、レアル銀行を傘下に収めたサンタンデール銀行が3,318億レアル、連邦貯蓄金庫が2,761億レアルとなっている。(2009年1月5日付けヴァロール紙)