2018年第2四半期の連邦貯蓄金庫の純益は、クレジット部門が減少したにも関わらず、貸倒損失によるリスクに備えてあらかじめ計上しておく貸倒引当金が微増に留まった影響で、前年同期比33.9%増加の34億6,000万レアルを記録している。
連邦貯蓄金庫の今年第2四半期のクレジット残高は、前年同期比2.9%減少の6,953億レアル、90日以上の延滞率は僅か2.5%、また貸倒引当金残高は1.4%増加の363億レアルに留まった。
連邦貯蓄金庫の今年第2四半期のクレジット残高は減少したにも関わらず、今年は20%のマーケットシェアの維持を目標にしている。また純資産は前年同期比22.0%増加の804億レアルを記録している。
ブラデスコ銀行並びにイタウー銀行、サンタンデール銀行、連邦貯蓄金庫、ブラジル銀行の5大銀行の今年第2四半期の純益合計は、前年同期比15.3%増加の212億7,000万レアルを記録している。(2018年8月21日付けエスタード紙)