2018年第1四半期の社会経済開発銀行(BNDES)のインフレ指数を差引いた実質クレジット総額は、国内景気回復の遅れに伴って前年同期比28%減少の111億5,300万レアルに留まっている。
また今年3月のBNDES銀行の実質クレジット総額は、前年同期比16.2%減少の43億4,300万レアル、今年第1四半期のクレジット申請総額は、前年同期比36.0%減少の134億3,600万レアルに減少している。
今年3月のBNDES銀行の部門別クレジットの比較では、製造業部門向けインフレ指数を差引かない名目クレジット総額は、前年同期比44.0%減少の17億6,900万レアルに留まっている。
前記同様に農畜産部門向けクレジットは19.0%減少の27億1,800万レアル、商業部門並びにサービス業部門向けクレジットは、26.0%減少の26億2,200万レアルとなっている。
またインフレ整備部門向けクレジット総額は、20.0%減少の40億4,500万レアルと大幅に落ち込んでいるにも関わらず、クレジット全体の36.0%を占めてトップを形成している。
今年第1四半期の社会経済開発銀行の資本財向けの特別産業金融機関(FINAME)のインフレ指数を差引かない名目クレジット総額は、14.0%減少の34億9,600万レアル、社会経済開発銀行の運転資金向けクレジットであるBNDES Giroによるクレジット総額は、27.0%減少の12億8,300万レアルに留まっている。(2018年4月25日付けエスタード紙)