70ヵ国以上の商業銀行・投資銀行・証券会社・保険会社・投資顧問会社など約500社が加盟している国際金融協会(IIF)の発表によると、2018年の海外からのブラジル国債や株式投資などへの金融投資は、前年の145億ドルを183%上回る411億ドルを予想している。
今年10月に大統領選挙があるにも関わらず、今年のブラジルへの海外投資家の金融投資は、新興国中で最も注目されている国であるが、今年のアルゼンチン向け金融投資は、ブラジルを上回る419億ドル、トルコへの金融投資は513億ドルがそれぞれ予想されている。
一方で今年のロシアからの金融投資引上げは360億ドル、韓国からは770億ドルの投資引上げが予想されている。今年2月のブラジルへの金融投資は好調を維持した一方で、中国並びにポーランド、タイからの金融投資金引上げは顕著であった。
今年3月のラテンアメリカ地域からの金融投資金引上げは21億ドルに達した一方で、アジアの新興国では51億ドルの金融投資金が流入。またアフリカ並びに中近東向け金融投資には32億ドルが流入している。(2018年3月31日付けエスタード紙)