昨日発表の中銀の最終フォーカスレポートによると、2019年末の政策誘導金利(Selic)は8.0%が予想されているが、フォーカスレポート作成の協力金融機関の中でも的中率が最も高いトップ5銀行は、大統領選挙結果並びに年金・恩給改革次第で9.0%まで上昇すると予想している。
2019年末の銀行間預金金利(DI)は9.35%に設定されており、また2020年1月のDI金利は、コントロールされたインフレ指数の継続で7.28%と前回予想よりも下方修正されている。
コンサルタント会社4EエコノミストのJuan Jensen氏は、Selic金利は2019年第1四半期から上昇サイクル入りして、2019年末には9.0%まで上昇すると予想している。
Flag Asset社のSergio Goldensteinパートナーは、次回の中銀の通貨政策委員会(Copom)で、政策誘導金利 (Selic)は0.25%引下げて6.25%になると予想、また10月の大統領選の結果次第で、来年のSelic金利は上下に大きく振れると予想している。(2018年3月13日付けヴァロール紙)