明日12月6日、今年最後となる中銀の通貨政策委員会(Copom)では、政策誘導金利 (Selic)を現在の7.5%から0.5%切下げて7.0%に決定すると予想、過去最低のSelic金利7.25%を下回ると予想されている。
昨年10月のSelic金利14.25%から中銀の通貨政策委員会によるSelic金利は、9回連続でトータル6.75%引き下げられて7.5%と過去最低の7.25%に接近しているが、次回のCopom委員会では更に0.5%の切下げが予想されている。
また大半の金融アナリストは、次回の2018年2月のCopom委員会でもSelic金利は0.25%切下げ予想で6.75%を予想、Selic金利6.75%は2018年11月末まで継続するが、2018年12月のCopom委員会でSelic金利は、0.25%引上げされて7.0%になると予想されている。
11月の過去12カ月間のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、2.70%で連邦政府の中央目標値4.5%、許容下限値3.0%をそれぞれ下回っているが、今後数カ月間以内に食料品価格が徐々に上昇すると予想されている。(2017年12月5日付けエスタード紙)