ラヴァ・ジャット作戦汚職問題で国際的な信用下落による格下げやドル高の為替による負債増加などの要因で、資金調達に苦慮していたペトロブラス石油公社は、ブラジルリスク指数の減少や濃厚なテーメル政権継続で外債発行に追い風となっている。
昨日のブラジルの社債や国債、貸付債権などの信用リスクに対して、保険の役割を果たすデリバティブ契約のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は、178ポイントと2014年12月5日に記録した165ポイント以降では最低を記録して、国際的な信用回復に結び付いてきている。
昨日ペトロブラスは、償還期間が2025年物の10億ドルの外債、また償還期間が2028年物の外債10億ドルをそれぞれ発効した一方で、外債購入需要が100億ドルに達していた。
ペトロブラスは償還期間が7年物の外債並びに償還期間が10年物の外債発行で調達した20億ドルの中からコスト削減のために、発行済み外債2019年並びに2020年、2021年の再購入に使用して負債軽減を図る。
今回の20億ドルの外債発行の主幹事銀行は、BofA 並びにBB Securties 、 Citi、 HSBC、 Morgan Stanley,サンタンデール銀行、ブラジル民間大手銀行のイタウー銀行並びにブラデスコ銀行は主幹事銀行とはなっていない。
ペトロブラスは、今年1月に償還期間が5年物の社債並びに償還期間が10年物の社債発行で、20億ドルに資金調達を予定していたにも関わらず、社債購入需要が200億ドル近くに達したために、資金調達予定の2倍に相当する40億ドルの社債を発行していた。
またペトロブラスは、今年5月にも40億ドルの外債発行時に外債購入需要は、約200億ドルに達していた。発効した外債はドル建ての償還期間が2020年及び2027年、ユーロ建ての償還期間が2044年物であった。
昨日ペトロブラスが発行した償還期間が2025年物の外債金利は5.3%、また償還期間が2028年物の外債金利は6.0%とそれぞれ金利は大幅に下がってきてコスト削減に結び付いている。
ペトロブラスの今年6月30日の総債務/金利·税金·償却前利益(Ebtida)は。4.1倍であったものの現在は3.2倍まで減少しており、格付け会社Fitch社では。2018年までには2.5倍まで下げる必要を指摘している。(2017年9月19日付けエスタード紙)