今年初め7か月間の商業銀行の法人向け運転資金クレジットは、前年同期比14.0%減少、社会経済開発銀行(BNDES)の法人向け運転資金クレジットは、43.2%と半減している。
また今年7月の商業銀行の法人向け運転資金クレジットは、前年同月比32.9%減少、前記同様に社会経済開発銀行も25.3%減少、現在の法人向け運転資金クレジット残高は、3,000億レアルで経済リセッション前の2014年末の3,750億レアルから大幅に減少している。
中銀の統計によると、今年7月の法人向け運転資金クレジットは、107億7,000万レアルで2014年12月の308億9,000万レアルの約1/3まで減少、特に零細・小企業向けクレジット縮小は、企業の存続を左右すると零細企業支援サービス機関(Sebrae)のギリェルメ・アフィフ・ドミンゴス総裁は説明している。
現在の政策誘導金利(Selic)は8.25%まで低下しているにも拘らず、商業銀行の運転資金向け平均年利は、21.2%と2012年の15.9%を大幅に上回っている。
Tendencias Consultoria Integrada社エコノミストのジョアン・モラエス氏は、今年のクレジット総額は前年比5.8%減少を予想、しかし2018年は景気の回復に伴って7.5%増加すると予想している。
また今年の法人向け運転資金クレジットは前年比15.2%減少を予想、しかし2018年の法人向け運転資金クレジットは13.0%増加を予想しているものの、2012年の60%に留まると予想している。
中銀の発表によると、法人向けクレジットのスプレッドは16.7%で安定しているが、一般消費者向けクレジットのスプレッドは5.7ポイント減少の54.5ポイントとなっている。(2017年9月16日付けエスタード紙)