今年上半期のブラジル在住外国人の海外送金は、ボリヴィア並びにハイチ、中国向けが中心となって前年同期比74%増加の9億3,570万ドルに達している。またブラジル人の留学生が多い米国向け送金も増加している。
過去2年間の深刻な経済リセッションで国内経済の停滞や二桁台に達する失業率にも拘らず、過去数年間に亘って非正規のブラジル在住の外国人が増加傾向を示している。
中銀の統計によると、今年上半期のブラジル在住のボリヴィア人の本国への送金は、前年同期比89.4%増加の6,270万ドル、特にサンパウロ市内の縫製部門で働くボリヴィア人の送金が目立っている。
また今年上半期のブラジル在住の中国人の本国への送金は、前年同期比89%増加の4,450万ドル、ペルー人の送金は61.5%増加の2,390万ドル、ハイチ人の送金は12.2%増加の3,780万ドルに達している。
2010年上半期のハイチ人による本国への送金はゼロであったものの、今年上半期は5位に上昇、また2010年上半期のボリヴィア人による本国への送金は、今年上半期の僅か6.0%に相当する400万ドルであった。
今年上半期のブラジル在住のボリヴィア人及びハイチ人の本国への月間平均送金額は200ドル~300ドル、大半はカメローと呼ばれる労働手帳を持たない露天商又は清掃セクターのアウトソーシングに従事している。(2017年8月30日付けエスタード紙)