今年7月のポウパンサ預金の預金額が引出額を23億レアル上回って3カ月連続で黒字を計上、また40億レアルの預金残高を記録した2014年7月以降では、最高の黒字幅を計上している。
2016年7月のポウパンサ預金は、引出額が預金額を10億レアル上回って赤字を計上。今年5月のポウパンサ預金の預金額が引出額を2億9,200万レアルの黒字、6月は60億レアルの黒字を計上している。
2015年並びに2016年は深刻な経済リセッションの影響で、ポウパンサ預金は引出額が預金額を上回った。また今年1月から4月までのポウパンサ預金は、引出額が預金額を上回っていたが、経済リセッションからの好転や今年3月10日から開始された勤続期間保障基金(FGTS)の凍結預金解除もポウパンサ預金の黒字に結び付いている。
中銀の統計によると7月のポウパンサ預金の預金総額は1,747億レアル、引出総額は1,724億レアル、7月末の預金残高は6,812億レアル、7月の利払いは35億レアル、今年初め7か月間では、引出額が預金額を100億レアル上回っているが、昨年は引出額が預金額を407億レアル上回っていた。
現在のポウパンサ預金の金利は、政策誘導金利 (Selic)の年利が8.5%以上の場合は年利6.0%プラス参考金利(TR)となっているが、現在のSelic金利は9.25%と金利差が縮小してきたために、ポウパンサ預金からの逃避は益々減少すると予想されている。(2017年8月5日付けエスタード紙)