今年上半期の社会経済開発銀行(BNDES)による製造業部門向けクレジットは、インフレや金利低下にも関わらず、長引く経済リセッション情況や政治危機の影響を受けて前年同期比42%減少の69億2,100万レアルに留まって、1990年代までの水準に低下して井戸の底の様相となっている。
今年上半期の社会経済開発銀行(BNDES)のクレジット総額は、前年同期比17.0%減少の334億8,000万レアルの水準まで低迷、インフラ整備部門向けクレジットは6.0%減少の121億1,300万レアルであった。
また前記同様に商業・サービス部門向けクレジットは75億7,100万レアル、唯一農畜産向けクレジットは、今年の穀物生産が記録更新予想で3.0%増加の68億7,800万レアルとなっている。
今年上半期の社会経済開発銀行(BNDES)のクレジット申請総額は、前年同期比15%減少の481億5,100万レアル、クレジット承認総額は、与信強化の影響を受けて26%減少の321億7,000万レアル、クレジット総額は17%減少の334億8,300万レアルとなっている。
6月の過去12カ月間の製造業向けクレジット総額は僅かに252億レアルに留まっており、2010年のクレジット総額の1,250億レアル、2016年の301億レアルを大幅に下回っている。
今年上半期の社会経済開発銀行(BNDES)のクレジット承認総額は、前年同期比26%減少の321億7,000万レアル、そのうち製造業向けクレジット総額は、61%減少の65億8,200万レアルに留まっている。
また前記同様にインフラ整備部門向けクレジット承認総額は、前年同期比5.0%減少の116億8,700万レアル、商業・サービス部門向けクレジット承認総額は、8.0%減少の61億1,500万レアルとなっている。
社会経済開発銀行(BNDES)による今年のクレジット総額は、昨年よりも100億レアル少ない780億レアルが見込まれているが、昨年上半期のクレジットは前年同期比41.65%減少、下半期も28.34%減少していた。(2017年7月19日付けエスタード紙)