2万人の従業員を擁するHSBC銀行を買収したブラデスコ銀行は、買収によるシナジー効果及び収益性を引き上げるため初めて希望退職制度を導入して、従業員の削減を図る。
ブラデスコ銀行の希望退職制度は、7月17日から8月31日まで実施、初めは5,000人の希望退職者を予想しているが、最終的には1万人の従業員削減を目論んでいる。
今年3月末のブラデスコ銀行の従業員総数は10万6,644人、過去12カ月間では、2万人の従業員を擁するHSBC銀行を昨年6月に正式買収したために、従業員総数は16.68%も増加していた。
ブラデスコ銀行では希望退職制度の導入で27億レアルの人件費コスト削減のシナジー効果を見込んでおり、今年3月末の収益率は18.3%であったが、希望退職制度の導入効果を見込んでいる。
連邦貯蓄金庫では希望退職制度の導入で4,645人の従業員を削減したものの、目標の1万人の従業員削減のために再度希望退職制度の導入で希望退職者を募る。ブラジル銀行は、年金受給資格保持者を対象に募集して9,400人の従業員削減を行っている。(2017年7月14日付けエスタード紙)