インターネットバンキングやモバイルバンキングの普及に伴って、今年初め5か月間のブラジル国内の銀行支店閉鎖は、929カ所に達していると中銀では発表している。
ブラジル銀行協会連盟(Febraban )の発表によると、昨年のセルラー電話によるモバイルバンキングの利用率は、全体の34%まで普及してインターネットバンキングの利用率23%を上回っており、インターネットバンキング並びにモバイルバンキングの利用率はすでに57%に達している。
今年第1四半期のブラデスコ銀行では、192支店を閉鎖して支店総数は5122支店まで減少、一方窓口担当者不在のデジタルバンク支店を積極的に開設して、人件費のコスト削減を進めている。
今年3月末のイタウー銀行のデジタルバンク支店は144支店、今年はすでに9デジタルバンク支店を開設、デジタルバンク支店を含めた支店総数は5,005店舗、今年は180支店の閉鎖を予定している。
今年第1四半期のブラジル銀行並びにイタウー銀行、連邦貯蓄金庫、ブラデスコ銀行の4行では853支店を閉鎖して3340人の従業員を削減、今後一層窓口業務の減少に伴って支店閉鎖が急増すると予想されている。
4大銀行で最も支店閉鎖を進めているのはブラジル銀行であり、今年第1四半期には563支店を閉鎖して支店総数は4,877支店まで減少、特にサンパウロ州並びにサンタ・カタリーナ州での支店閉鎖を進めている。
ブラジル銀行ではブラジル国内に500カ所のデジタルバンク支店の開設を予定、ブラジル銀行の銀行取引の70%はすでにインターネットやセルラー電話で実施されており、特にセルラーによる利用率は48%に達している。(2017年6月28日付けヴァロール紙)