各種の経済指標では経済リセッションから徐々に回復傾向を示しているにも関わらず、二桁台の失業率による社会保障院(INSS)の積立金減少や製造業を中心とした企業の売上並びに純益減少で、5月の国庫庁の歳入総額は、前年同月比0.96%減少の977億レアルに留まっている。
また今年初め5か月間の国庫庁の歳入総額は、2年以上継続していた経済リセッションの影響を受けて前年同月比0.35%増加の5445億レアルに留まっていたが、唯一石油ロイヤリティ収入が64.9%と大幅に増加していた。
今年初め5か月間の国庫庁の歳入のうち一般家庭の消費に連動する社会統合基金/社会保険融資納付金(PIS/COFINS)による歳入は、前年同期比では37億5,900万レアルと大幅に減少している。
また今年初め5か月間の法人所得税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)による歳入は32億8,300万レアル減少、輸入税(II)並びに輸入に係わる工業製品税(IPI-Inportação)は23億9,100万レアル減少している。
前記同様に社会保障院(INSS)の積立金総額は13億2,100万レアル減少した一方で、サラリーマンの個人所得の源泉徴収税は34億1,300万レアル増加、海外在住の個人所得税は13億2,800万レアル増加している。(2017年6月21日付けヴァロール紙)