ブラジル銀行並びにイタウー銀行は、延滞率が高い低所得層のクレジットカードを中心に、不渡り率減少を目的にクレジット発行縮小や停止を実施しているが、今年1月のクレジットカードの支払い遅延は40%を突破して危機的な水準に達していたが、クレジットカードの使用禁止などの影響で4月には34.4%まで減少している。
今年初め4か月間のブラジル銀行並びにイタウー銀行による負債返済滞納によるクレジットカード回収は120万枚に達している。ブラジル銀行の昨年4月のクレジットカード発行枚数は2,220万枚であったが、今年4月には1,720万枚まで減少、前記同様にイタウー銀行は3,210万枚から2,890万枚に減少している。
今年初め4か月間の連邦貯蓄金庫では、クレジットカードを新たに20万枚発行したものの、昨年同期の70万枚発行から延滞率を下げるために発行枚数を大幅に減少、連邦貯蓄金庫のクレジットカードの発行総数は、大手銀行では最も少ない720万枚に留まっている。
またブラデスコ銀行では、顧客のクレジットカード所有枚数は減少していないにも関わらず、60日以上の返済遅延の顧客に対して、負債返済するまでクレジットカードの使用を凍結している。(2017年6月18日付けエスタード紙)