エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ造船会社OSXは、2013年にインサイダー取引による株売買で不当な利益を得たとして、有価証券取引委員会(CVM)はエイケ・バチスタ氏に対して2,100万レアルの罰金を言い渡した。
エイケ・バチスタ氏は、2013年4月19日にOSX社の約1,000万株を3,370万レアルで売り逃げして、1,050万レアルに相当する不当利益を得たと有価証券取引委員会(CVM)は指摘しており、不当利益の2倍に相当する2,100万レアルの罰金を言い渡している。
世界7位の大富豪まで登りつめたエイキ・バチスタ氏が率いる石油・ガス生産会社OGX社に続いて、同氏がオーナーとなっている造船大手OSXブラジルは2013年11月に、リオデジャネイロの裁判所に対し債権者からの資産保護を求めて破産法の適用を申請していた。
2015年以来有価証券取引委員会(CVM)は、エイキ・バチスタ氏が率いていたXグループ企業に対して11件の市場操作や文書偽造、インサイダー取引などの疑いで告発している。
有価証券取引委員会(CVM)が市場操作や文書偽造、インサイダー取引疑惑で告発していたXグループ企業の11件のうちエイキ・バチスタ氏は7件で告発されていた。
エイキ・バチスタ氏は、今年1月に米国から帰国したリオ空港でラヴァ・ジャット作戦関連汚職に関連したとして逮捕された。5,200万レアルの保釈保証金を支払っている。
石油採掘で財を成したエイキ・バチスタ氏は、2012年には300億ドルを越える個人資産で世界第7位にまで上り詰めて栄華を極めていたものの、奢れるもの久しからずとなって、2013年の個人の資産総額106億ドルが2014年にはわずかに3億ドルまで減少していた。(2017年6月14日付けエスタード紙)