4月の商業銀行の平均クレジット年利は1.9%減少の30.2%まで減少、フリークレジット(ショッピングクレジット)の平均年利も3.4%減少の49.1%とそれぞれ大幅に減少して2015年末の水準まで低下している。
商業銀行並びに小売販売のクレジット金利減少の要因として、昨年10月から開始した中銀による政策誘導金利(Selic)が14.25%から現在は11.25%まで減少、また今年1月の発表されたクレジットカード規制が挙げられる。
4月のクレジット貸付残高は11.25%まで減少している政策誘導金利(Selic)にも関わらず、4月中のキリスト復活祭並びにチラデンテス記念日祭日、ゼネストなどの要因で0.2%減少しており、今年のクレジット残高は前年比2.0%増加に留まると予想されている。
4月の過去12カ月間のクレジット残高は、経済リセッションによる企業経営者の景況感の悪化に伴って、法人向けクレジットが前年同期比7.8%と大幅に減少した一方で、一般消費者向けクレジットが3.8%増加したために2.2%減少に留まっている。
4月から個人向けクレジットカードの支払い遅延の30日間規制、また支払い延滞解消のための低金利クレジット提供義務などの要因で、銀行金利でも特別に金利が高い一般的に特別小切手と呼ばれるクレジットカードの口座借越残クレジット金利は、3月の431.1%から4月は296.1%と大幅に減少している。
4月の平均スプレッドは1.5ポイント減少の22.3ポイントと昨年6月以降では最低のスプレッド金利まで減少、商業銀行の借入コストは8.3%から7.9%に減少、4月の過去12カ月間の商業銀行の借入コストは2.2%減少している。
また商業銀行のクレジットの平均延滞率は3.9%で推移しているが、過去の平均水準よりも高い延滞率を記録、フリークレジット(ショッピングクレジット)の平均延滞率も5.7%と高い延滞率となっている。(2017年5月26日付けヴァロール紙)