大手商業銀行5行でブラジル人の投資総額1兆5,000億レアルの95%を独占しているが、大きな顧客層を持つ証券ブローカーXP Investimentos社をはじめEasyvest社、 Genial 社、Guide社などは大手商業銀行より低い手数料金並びに投資先が広いポートフォーリオ提供で、個人投資家獲得に熾烈な競争を展開している。
ブラジル人の投資総額の95%を独占している5行は、ブラジル銀行並びにイタウー銀行、ブラデスコ銀行、サンタンデール銀行、連邦貯蓄金庫であり、XP Investimentos社をはじめとした証券ブローカーは、年内の新規株式公開(IPO)を予定している。
XP Investimentos社は、7月初めに新規株式公開で50億レアルの資金調達及び投資部門の信頼獲得を狙っているが、Easyvest社並びにGenial 社、Guide社もXP Investimentos社と同様にIPOをすると予想されている。
XP Investimentos社は33万人の顧客を擁して投資金総額は650億レアルに達しており、またEasyvest社は17万人の顧客を擁して115億レアルの投資金総額を擁している。Genial 社は15万人で100億レアル、Guide社は4万人で65億レアルとなっている。
2015年末のブラジル人の投資人口は7,170万人、投資総額残高は1兆4,132億レアル、2016年末には6,950万人に減少した一方で、投資総額残高は1兆5,501億レアルまで増加している。
2015年の投資先の比較ではポウパンサ預金は全体の42.8%を占めていたが、昨年末には39.4%まで減少、前記同様に不動産関連投資は34.2%、34.3%、投資ファンドは23.1%、26.3%となっている。(2017年5月8日付けエスタード紙)