深刻な財政危機に陥っている州政府は、連邦政府への負債の利子支払い3年間の期限付き猶予並びに連邦政府から新たな融資を獲得する条件として、州政府公社の民営化を余儀なくされている。
昨日、リオ州議会ではリオ州水道下水公社(Cedae)民営化法案の採決が行われて民営化は賛成多数で可決、ルイス・ペゾン知事(民主運動党・PMDB)は、同公社の株式を担保に連邦政府から35億レアルの融資を受ける。
州政府の財政危機で州政府公務員への給与支払いや医療・教育・衛生などの公共サービス提供向け財源確保ができなくなった南大河州政府並びにミナス州政府も財政緊急事態宣言を余儀なくされていた。
昨日のリオ州水道下水公社(Cedae)の民営化法案可決のニュースで、金融市場では財政危機を抱えた州公社の民営化が一気に進むと見込んで、州立銀行や電力公社の株価が高騰している。
昨日の最も純資産を擁している南大河州立銀行のバンリスール銀行は昨年の決算を発表、純益は前年比22.3%減少の6億5,970万レアルであったにも関わらず、同社株価は前日比10.32%高騰、今年は286.9%高騰している。
また財政緊急事態宣言を行ったミナス州政府傘下のミナス・ジェライス電力公社(CEMIG)の株価は5.7%高騰、今年は104.9%上昇している。前記同様にミナス州水道会社(Copasa)の株価は3.2%上昇、今年は303.0%高騰している。
昨年末に南大河州政府のイヴォ・サルトリ州知事は、南大河州電力公社(CEEE)並びに南大河州ガス公社(Sulgas)の民営化は認めていたが、バンリスール銀行は数少ない純益をあげている公社で民営化は否定していた。(2017年2月22日付けエスタード紙)