ブラジル銀行並びにイタウー銀行、ブラデスコ銀行、サンタンデール銀行を合わせた第3四半期の純益総額は、不良債権に対する引当金の減少で前年同期比6.5%減少の142億7,800万レアルに留まったにも関わらず、金融市場関係者の予想129億レアルを大幅に上回っている。
4大銀行の第3四半期の不良貸付残高(PDD)は前四半期比1.4%減少の200億8,800万レアル、延滞率はサンタンデール銀行を除いて各行とも減少傾向になってきている。
第3四半期のサンタンデール銀行の不良貸付残高(PDD)は、28億3,700万レアルと第2四半期の25億1,500万レアルから増加、前記同様にブラデスコ銀行は45億5,300万レアルで50億2,400万レアルから減少、イタウー銀行は52億3,000万レアルで53億6,500万レアルから減少、ブラジル銀行は62億7,900万レアルで74億6,300万レアルから減少している。
また第3四半期のサンタンデール銀行の純益は、前年同期比10.3%増加の18億8400万レアル、前記同様にブラデスコ銀行は1.6%減少の44億6,200万レアル、イタウー銀行は8.9%減少の55億9,500万レアル、ブラジル銀行は18.9%減少の23億3,700万レアルとなっている。
4大銀行の第3四半期のクレジット残高は、前四半期比2.7%減少の2兆1,710億レアル、また過去12カ月間比でも4.5%減少、しかし10月の政策誘導金利(Selic)の金利引き下げサイクル入りや景気の底からの緩やかな浮上予想で最終四半期から徐々に回復するとブラジル銀行のジョゼ・マウリシオ・コエーリョ副頭取は予想している。(2016年11月11日付けヴァロール紙)