連邦警察の特別捜査「ラヴァ・ジャット作戦」汚職疑惑によるペトロブラス石油公社や大手ゼネコンの相次ぐ経営陣幹部の逮捕者続出、コンセッション入札参加禁止、米国格付け会社によるゼネコン企業の格下げ、株価の大幅下落、商業銀行からのクレジット停止などの要因で、汚職を摘発された大手ゼネコンは軒並み売上減少並びに経営危機に直面している。
連邦総弁護庁(AGU)並びに連邦会計検査院(TCU)から指摘されているラヴァ・ジャット作戦汚職疑惑で摘発されている大手ゼネコン5社の9か国向けの海外サービス輸出に対して、社会経済開発銀行(BNDES)がクレジットを付けていたにも関わらず、ラヴァ・ジャット作戦による汚職発覚でこれらの全てのクレジットは停止された。
停止を受けたクレジットのサービス輸出先として、アンゴラ並びにキューバ、ヴェネズエラ、モザンビーク、アルゼンチン、グアテマラ、ホンジュラス、ドミニカ共和国、ガーナの9か国向けの47プロジェクトで総額135億ドルに達していた。
オデブレヒト社並びにカマルゴ・コレア社、OAS社、アンドラーデ・グッチエレス社、ケイロース・ガルボン社のサービス輸出に関する47プロジェクトに対するクレジットは、ラヴァ・ジャット作戦による汚職発覚で社会経済開発銀行(BNDES)では中止決定を余儀なくされている。
元大統領としての影響力を行使して社会経済開発銀行(BNDES)からのオデブレヒト社への融資を働きかけた疑惑や結託でルーラ元大統領並びに実業家のマルセロ・オデブレヒト氏がともに連邦検察庁(MPF)から告発された翌日に、社会経済開発銀行(BNDES)がクレジット停止を発表している。
社会経済開発銀行(BNDES)がサービス輸出に関するクレジット停止した大型プロジェクトでは、アンゴラ向けオデブレヒト社のAH Laucaプロジェクトが5億ドルに達している。
前記同様にOAS社が請け負ったアルゼンチン向けのAqueduto del Chacoプロジェクトは1億6,500万ドル、オデブレヒト社が請け負ったキューバ向けハバナ国際空港は1億5,000万ドルとなっている。
また前記同様にアンドラーデ・グッチエレス社が請け負ったガーナ向けOriental Estr.N2回廊は2億220万ドル、オデブレヒト社が請け負ったグアテマラ向けの高速道路CA-2は2億8,000万ドル、OAS社が請け負ったホンジュラス向けロディスティック回廊 Lotes 2および3は1億4,500万ドルとなっている。
前記同様にアンドラーデ・グッチエレス社が請け負ったモザンビーク向けMoamba Major貯水池は3億2,000万ドル、オデブレヒト社が請け負ったドミニカ共和国向けPonteazul環境回廊は2億ドル並びにPunta Catalina中央火力発電所は6億5,600万ドル。
またオデブレヒト社が請け負ったヴェネズエラ向けLos Teques地下鉄は5億2,780万ドル並びに同地下鉄拡張プロジェクトは2億ドル、アンドラーデ・グッチエレス社が請け負った国営製鉄所は8億6,540万ドル、同Astialba造船所は6億3,790万ドル、カマルゴ・コレア社が請け負ったPSDI TUYの3億6,890万ドルなどのクレジットが停止されている。(2016年10月12日付けエスタード紙)