社会経済開発銀行(BNDES)のマリア・シルヴィア・バストス・マルケス新総裁は、今年上半期の決算が220億レアルの赤字を計上したため経営審議会メンバーやグループ企業の経営戦略の見直し、投資政策などについて全面的見直しを行うと発表している。
マルケス新総裁は、すでに9月2日に予定されている電力エネルギー配電コンセッションに関する収益率見直しやコンセッション期間変更などを発表、参加コンソーシアムの増加を促す内容に変更している。
社会経済開発銀行(BNDES)の投資管理会社であるBNDES出資会社(BNDESPar)を通して資本参加を行っているが、資本参加企業の株価が軒並み下落、決算上で51億5,000万レアルの損益を計上している。
社会経済開発銀行(BNDES)は、フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ政権時代の1990年代には州政府へのクレジットを盛んに行っていたにも関わらず、ルーラ政権以降は休眠状態となっていた。
社会経済開発銀行(BNDES)では、ミッシェル・テーメル暫定政権の官民合同プロジェクト向けクレジット提供で、各州知事を訪問して27カ所でロードショーを予定している。
国内外の債権者との間の交渉が不発に終わり、破産回避のために法的債務処理を申請中の通信会社Oi社は社会経済開発銀行に多大な損害を与えているが、社会経済開発銀行(BNDES)は審議会メンバーにリカルド・レイゼン氏を指名している。(2016年8月16日付けエスタード紙)