8月10日未明にジウマ・ロウセフ大統領の弾劾裁判を進めるか否かの全体投票が実施、余裕をもって可決され、8月25日以降にジウマ大統領の弾劾裁判が予定されている。
また今年のレアル通貨に対するドル為替は、ミッシェル・テーメル暫定政権エンリケ・メイレーレス財務相経済班による財政改革などへの期待で、海外投資家の信頼感の回復に伴って20.66%下落、8月は4.69%下落している。
最近の海外投資家によるブラジルへの外資流入でドルに対するブラジルのレアル通貨は、ロシア通貨のルーブル並びにメキシコ通貨のペソの上昇率を上回っており、現在のレアル通貨に対するドルの為替が5.5%以上下落すればレアル通貨に対するドルの為替はR$3.00を割ることが確実となる。
また英国の欧州連合(EU)離脱や米大統領選を巡る不透明感、雇用市場のまちまちな兆候などの要因で、米国大統領選前に連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利変更の可能性があるとの憶測が飛び交っている。
コンサルタントCapital Economics社チーフエコノミストのNeil Shearing氏は、今年末のドルの為替をR$3.25,2017年末にはR$3.00になると予想しているにも関わらず、レアル通貨の大幅上昇も否定できないとコメントしている。(8月14日付けエスタード紙)