第2四半期のブラジル銀行の純益は、延滞率の増加並びにクレジット部門の縮小の影響を受けて前年同期比40.7%下落の18億レアルに留まって、大手銀行では最も純益の下落幅が大きかった。
サンタンデール銀行の第2四半期の純益は、為替オペレーションが好調に推移したために前年同期比7.8%増加の18億1,000万レアルを記録、イタウー銀行は9.0%減少の55億7,000万レアル、ブラデスコ銀行は8.67%減少の41億1,000万レアルを記録している。
前年同期比40.7%と大幅下落した第2四半期のブラジル銀行の純益18億レアルは、金融アナリストの平均予想19億2,400万レアルを6.4%下回っており、第1四半期の純益30億8,700万レアルの49.1%に留まっている。
6月末のブラジル銀行の総資産は前年比5.4%増加の1兆4,450億レアルであったが、前四半期の1兆4,000億レアルから2.9%増加、また第2四半期末の純資産残高は1.0%増加の834億5,000万レアルとなっている。
6月末の収益率は7.7%と前年同期比の14.2%から半減して収益率が大幅に悪化しており、ブラジル銀行のパウロ・カファレリ総裁は、大幅なコスト削減及びエフィシエンシー増加で収益率の増加を図ると発表している。
6月末のクレジット残高は前四半期比3.1%減少の7,510億レアル、前年同期のクレジット残高7,600億レアルの1.2%減少、第2四半期のクレジットは前四半期比1.2%増加の1,875億レアル、前年同期比では6.4%増加している。
また6月末の90日以上の延滞率は3.27%と3月末の2.6%から大幅に上昇、前年同期から1.38%上昇、個人向け延滞率は4.82%、法人向け延滞率は2.4%となっている。(2016年8月12日付けエスタード紙)