昨日、上院議会では180日間の停職中のジウマ・ロウセフ大統領に対する弾劾裁判投票開始を受けて更にドル安傾向を継続、昨日のレアル通貨に対するドル為替の終値は前日比0.87%減少のR$3.142を記録している。
今年のレアル通貨に対するドル為替は、ミッシェル・テーメル暫定政権エンリケ・メイレーレス財務相経済班による財政改革などへの期待で海外投資家の信頼感の回復に伴って20.66%下落、8月は4.69%下落している。
ジウマ・ロウセフ大統領に対する弾劾裁判で罷免が決定すれば更に海外からブラジルへの投資が回復して、更なるドル安の為替になるとIntercam社の為替オペレーターのグラウベール・ロマノ氏は予想している。
ブラジルの銀行金利は非常に高いにも関わらず、カントリーリスクの減少に伴って短期的な海外投資家の資金流入が上昇するとリオカトリック大学のジョゼ・マルシオ・カマルゴ教授は予想している。
今年のレアル通貨に対するドルの為替はすでに20%以上下落しているために、今後は輸出に影響が及ぶと予想されており、特に2017年の輸出が大きな影響を受けると見込まれている。(2016年8月10日付けエスタード紙)