先週、下院本会議でのジウマ・ロウセフ大統領の罷免採択を前に、社会経済開発銀行(BNDES)は経済リセッション脱出を図るため、また輸出促進活性化のために輸出向けクレジット枠の拡大並びに大幅な金利カットを発表していた。
昨日、社会経済開発銀行(BNDES)は、低金利の設備投資用機械・装置購入向けの投資持続プログラム(PSI)並びに運転資金調達向けクレジット枠の再度の金利引下げを発表している。
2月の社会経済開発銀行(BNDES)の設備投資用機械・装置購入の投資持続プログラム(PSI)向けリファイナンス金利は21.5%であったにも関わらず、今回の再度の金利引下げでリファイナンス金利は最大15.5%まで下がると金融関係者は予想している。
中小企業に対する設備投資用機械・装置購入向けの投資持続プログラム(PSI)のリファイナンス金利は、長期貸出金利(TJLP)7.5%プラスBNDESマージン1.6%、銀行スプレッドで構成されている。
社会経済開発銀行(BNDES)リファイナンス金利は、現在年利が14.25%に達している政策誘導金利(Selic)を基準に決定されていたが、大企業向けのリファイナンス金利は、Selic金利プラスBNDESマージン1.4%、交渉可能な銀行スプレッドとなっている。
また運転資金調達に対する零細・小規模企業向け年利は1.39%引き下げて10.2%、中規模企業向け年利は2.5%引き下げて14.65%、大企業向け年利は17.15%となっている。
社会経済開発銀行(BNDES)では、BNDESクレジットカード並びに個人経営のトラックドライバー向けクレジットカード向けリファイナンスの金利引き下げも検討している。
社会経済開発銀行(BNDES)ではジウマ大統領の罷免問題に発展した公立銀行経由の粉飾会計による資金調達は不要であり、投資持続プログラム(PSI)並びに運転資金調達向けクレジット枠は充分確保できていると同銀行企画担当のジョアン・カルロス・フェラース取締役は説明している。(2016年4月20日付けエスタード紙)