一時期米国の失業率は10%を突破したが、在外ブラジル人が最も多い米国経済は徐々に回復傾向を示してきて、今では米国の失業率は5.0%前後で推移、またレアル通貨に対するドル高の為替も海外在住ブラジル人のドル送金の増加に結び付いている。
2015年の海外在住ブラジル人のドル送金は、前年比15.6%増加の24億6,000万ドルを記録して過去4年間では最高の送金額を記録、また今年初め2か月間のドル送金は3億7,540万ドルに達している。
2015年の米国在住ブラジル人のドル送金は前年比32.2%増加の10億7,700万ドルで全体の44%を占めたが、昨年の米国ならびに日本在住ブラジル人のドル送金は全体の53%に達している。海外在住ブラジル人のドル送金が最も多かったのは2008年の29億ドルであった。
ブラジル外務省の統計によると、昨年の海外在住ブラジル人は310万人、そのうち米国は130万人、また2013年の日本在住ブラジル人は東日本大震災や製造業部門の不振で18万人まで減少して2008年の31万2,000人から大幅に減少している。(2016年4月2日付けエスタード紙)