ラヴァ・ジャット作戦汚職やジウマ・ロウセフ大統領罷免の進展など硬直状態となっていた政治問題解決のシナリオが好転してきたために、3月のサンパウロ証券取引所では商いが活性化してきている。
3月のサンパウロ平均株価(Ibovespa)の収益率は、16.97%を記録して2002年10月以降では最高の収益率を記録、しかし最終日は2.33%減少して5万55.27ポイントにとどまった。
3月のブラジル銀行の株価は46.72%上昇、石油の国際コモディティ価格上昇も後押ししてペトロブラスの普通株価は44.22%、優先株価は61.87%上昇、また政権与党の交代や外国資本の流入などの要因でブラジルの鉄鋼メーカーの株価も上昇に転じている。
3月の確定金利付きファンド(RFファンド)並びに大口の銀行間預金ファンド(DI)の収益率は1.05%~1.20%、10万レアル以上の銀行定期預金証(CDBs)の収益率は1.00%~1.15%、インフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)連動投資ファンドの収益率は0.85%~1.00%、ポウパンサ預金は0.72%となっている。
収益率16.97%を記録したサンパウロ平均株価(Ibovespa)は3月の収益率トップ、一方ドルの為替は10.1%下落してR$3.5913 とR$3.60を割っており、今後の政治情勢に大きく左右されると予想されている。(2016年4月1日付けエスタード紙)