ペトロブラスの株価は過去2年間で石油の国際コモディティ価格の下落並びにラヴァ・ジャット作戦汚職問題など国際的な信用下落の影響で約1/3近くまで大幅に下げている。
社会経済開発銀行(BNDES)は、ペトロブラス石油公社の17.2%の株主であり、ペトロブラスの株価下落による影響で、昨年の決算ではペトロブラスの引当金として73億レアルを計上した影響で純益は62億レアルと大幅に減少している。
2015年末の社会経済開発銀行のペトロブラス持ち株による時価総額は163億2,700万レアルと2014年末の224億8,300万レアルから大幅に減少、昨年の純益は前年比27.9%減少している。
社会経済開発銀行の2008年のリーマンブラザーズ証券会社破産をきっかけとした世界金融危機直後のクレジット残高は2,200億レアルであったが、連邦政府が経済活性化のために公立銀行に対してクレジット拡大を要請、昨年末のクレジット残高は7,000億レアルに達している。
昨日、社会経済開発銀行はインフレ整備プロジェクト向け官民合同プロジェクト(PPPs)形式のコンセッションに対して2億レアルの特別クレジット枠を設けたと発表している。(2016年3月29日付けエスタード紙)