ルーラ・ダ・シルヴァ元大統領は、有罪判決を避けるためにセルジオ・モーロ判事の審判から連邦最高裁へ逃げこむための手段として大統領府長官もしくは官房長官としての入閣の噂で、昨日15日のサンパウロ平均株価の下落並びにドル為替の高騰につながった。
昨日のサンパウロ平均株価(Ibovesa)の終値は3.56%下落の4万7,130ポイントを記録、ドルの為替は3.11%高騰してR$3.761と2015年10月16日以降では最高のドル高を記録した。
ルーラ元大統領の入閣で経済政策はクレジット向け税制優遇策の導入並びにミッシェル・テメル副大統領のPMDB(ブラジル民主運動党 )を含めた政党の取り込みによる与党拡大をテンデンシアス社エコノミストのシルヴィオ・カンポス氏は指摘している。
ルーラ元大統領の入閣の噂は金融市場を駆け巡り、ブラジル銀行の株価は21.17%下落、ペトロブラス石油公社の優先株価は10.68%下落、普通株価は6.60%下落した。
また鉄鉱石の国際コモディティ価格の下落並びに昨年の決算発表で46億レアルの赤字を発表したゲルダウ・メタルールジカ社の株価は18.9%下落、ウジミナス社の株価は15.7%下落していた。(2016年3月16日付けエスタード紙)