ブラジル国内経済のリセッション並びにペトロブラス石油公社関連のラヴァ・ジャット作戦での汚職問題などで大手ゼネコン企業幹部の逮捕や議会調査委員会(CPI)で問題になっていたゼネコン企業の投資中止、インフレ指数の上昇に伴う銀行金利の上昇などの要因で、昨年の社会経済開発銀行(BNDES)のクレジットは大幅に減少している。
2015年の社会経済開発銀行のクレジット総額は、前年比28%下落の1,359億レアルに留まってクレジット減少率は1996年以降では最高記録、また名目クレジット総額は2008年以降では最低となっている。
2015年の社会経済開発銀行によるプロジェクト向けクレジット承認は1,095億レアル、クレジット相談総額は1,246億レアルとそれぞれ前年比47%と大幅に減少している。
昨年の社会経済開発銀行(BNDES)の低金利の設備投資用機械・装置購入向けの投資持続プログラム(PSI)向けクレジット総額は前年比56%減少の332億5,000万レアルまで減少している。
2015年の社会経済開発銀行のクレジット総額1,359億レアルの内訳として、農畜産セクター向けクレジット総額は、公共事業向け投資削減に伴って前年比18%減少の137億1,000万レアルに留まっている。
前記同様に製造セクター向けクレジット総額は前年比26%減少の368億7,800万レアル、インフレ設備投資向けクレジット総額は20%減少の548億9,700万レアル、商業セクター並びにサービスセクターは41%減少の304億5,700万レアルに留まった。(2016年1月26日付けエスタード紙)