昨日16日、アルゼンチン新政府のプラットガイ財務相は、2011年から開始された4年にわたる為替規制制度を廃止、通貨ペソは17日の取引開始から変動相場制に移行すると発表した。
マウリシオ・マクリ大統領は、大統領選挙戦での公約通りアルゼンチン経済を開放して海外からの投資を誘致するために、変動相場制度への移行や自由貿易促進政策の採用を訴えていた。
変動相場制度の採用で1ドル9.76ペソ前後であったアルゼンチンペソは、1ドル14ペソ前後の40%ペソ安になると予想されており、2011年の為替規制制度の採用後のペソは230%下落、外貨準備高も半減していた。
アルゼンチンのマウリシオ・マクリ新大統領は、貿易障害となっているセーフガード撤廃を表明、初めに貿易収支黒字確保のための実質的な輸入制限措置である輸入事前審査制度(DJAIs)撤退を発表している。
またマクリ大統領は穀物輸出税の撤廃方針を表明、小麦並びにトウモロコシなどの穀物の輸出関税撤廃で、今後3週間以内にアルゼンチン国内の在庫品輸出で60億ドルが国庫に入ると予想されており、現在の外貨準備高248億ドルの増加が期待されている。(2015年12月17日付けエスタード紙)