民間銀行大手のブラデスコ銀行とブラジル銀行は、ブラジル中央銀行から3最低サラリーまでの低所得者層対象の商業銀行設立の認証を得て、すでに共同経営している金融会社Ibi Promotora社クレジット部門が2016年から営業開始をすると予想されている。
ブラデスコ銀行とブラジル銀行は数年前から共同出資によるクレジットカード会社Alelo社を設立、またマイクロクレジット対象の Movera社、電子決済会社 Stelo 社などを共同経営、2011年にはElo Participacoes社を共同設立、ブラデスコ銀行の出資比率は50.01%、ブラジル銀行は49.99%となっている。
今回の低所得者層対象の商業銀行設立では1,600万人に達する3最低サラリー所得者並びに口座を持っていない低所得者層を対象に業務を開始、2014年の口座開設者は5,600万人、そのうち低所得者は3,400万人を占めている。
低所得者層対象の新銀行名は『Elo』が有力と予想されており、将来的にはクレジット以外の新商品提供をC層並びに D層、 E層まで拡大、しかしクレジットの延滞率が高いために回収リスクが拡大する可能性は否定できない。
低所得者層対象の商業銀行の資本金は10億レアルを予定、ブラデスコ銀行の出資比率がブラジル銀行を上回るElo Participacoes社はすでに145支店を擁しており、2016年の営業開始の準備がすでに整っている。(2015年11月25日付けエスタード紙)