クレジット債権回収を事業としている16社加盟のGEOC協会の延滞債務者1,800万人から抽出した延滞債務者対象の調査によると、延滞債務者の33%は2016年末までに負債返済の見通しがたってないと予想している。
GEOC協会のジャイール・ランタレル取締役によると、13か月サラリーを負債支払いに回しても今年の延滞率の減少はあまり見込めないと予想、延滞債務者10人のうち8人は再度延滞債務者になっており、延滞債務者の24.9%は4件以上の債務を抱えている。
延滞債務者の46.7%は負債総額を把握しておらず、延滞債務者の57.4%は月収が1,450レアル以下の低所得者層でクレジット負債に対する計算方法を把握していない。
また延滞債務者の48.9%は失業による債務不払いに陥っており、41.8%は期日以内の返済不能、16.7%は債務返済コントロールを失ったことで延滞債務者となっている。
2014年初めまで旺盛な国内消費や低い失業率、一般消費者の好調な景況感、インフレ指数を上回る最低サラリーの調整、容易な与信審査、長期分割払い、現在よりも低い金利などの要因で低所得者層を中心に消費ブームに陶酔していた。
延滞債務者の負債の66.6%はクレジットカード、43%は個人向けクレジットとなっているが、毎月の返済義務のある電気代並びに水道代、電話代の料金遅延は33.8%に達している。(2015年11月11日付けエスタード紙)