中銀の通貨政策委員会(Copom)は、昨日夜に現在の政策誘導金利 (Selic)14.25%を全会一致で据え置きを決定、7月30日に14.25%に引き上げて以来2回連続で据え置いており、2006年8月以降では最高のSelic金利となっている。
昨日の通貨政策委員会(Copom)のSelic14.25%金利を全会一致で据え置きを決定したにも関わらず、前回のコメントと異なって今回は2016年のインフレ指数を連邦政府の中央目標値4.5%への引下げには触れていない。
Insper大学のジョアン・ジェンセン教授は、リセッションに陥っているブラジル経済やドル高の為替、電力エネルギー料金の引き上げなどの要因で、連邦政府はインフレ指数の中央目標値4.5%の引下げ目標を2017年に先送りしたと予想している。
中銀は2016年のIPCA指数を電力エネルギー料金値上げの継続で5.4%から6.5%とインフレ上限許容値まで引き上げており、中銀が中央目標値4.5%の引下げ目標を2017年に先送りしたとコンスルトリア・テンデンシアスのアレサンドラ・リベイロ氏は推測している。
大半の金融アナリストは、中銀がSelic金利を来年6月まで14.25%に据え置き、7月にSelic金利を0.5%切り下げて14.00%にすると予想、Standard Charyered銀行南米担当のシニアエコノミストのイタロ・ロンバルディ氏は、来年のインフレ指数を6.2%と予想している。
ブラジル並びに英国はインフレ目標設定を毎年ごとに設定しているが、メキシコ並びにトルコ、韓国は3年後の目標値を設定、コロンビアなどは特定年の目標値は設定していない。(2015年10月22日付けエスタード紙)