今年第2四半期の連邦貯蓄金庫のクレジット部門は前年同期比17.4%増加したにも関わらず、製造業部門の停滞や政策誘導金利(Selic)の上昇、延滞率増加などの要因で1年前のクレジット部門の28%増加の約半分まで縮小している。
第2四半期の連邦貯蓄金庫の純益は、銀行金利の上昇並びにコスト削減効果で前年同期比3.0%増加の19億3,000万レアルを記録、年内の国庫庁からの貸与金停止や延滞率増加による与信審査の強化で、今年のクレジット部門は前年比12%~16%増加に留まると予想されている。
年初の連邦貯蓄金庫のクレジット拡大計画では前年比14%~18%を見込んでいたが、国内景気の悪化や金融引き締め政策による金利上昇で2.0%下方修正を余儀なくされている。
連邦貯蓄金庫のクレジット部門の56%は住宅向けクレジットが占めており、今年上半期の住宅向けクレジットは前年同期比20.8%増加、今年通年では18%増加を見込んでいる。
今年下半期の連邦貯蓄金庫の住宅向けクレジットは410億レアル~420億レアルが見込まれており、また給与・年金口座連動型クレジットは160億レアル、「ラヴァ・ジャット作戦」の汚職疑惑で問題になっているインフラ整備向けクレジットは170億レアル、零細・小企業向けクレジットは440億レアル、中・大企業向けクレジットは220億レアル前後が見込まれている。(2015年8月28日付けエスタード紙)