企業経営者の景況感悪化などの影響で、製造業部門の在庫調整による生産減少や一般消費者の負債増加や高止まりするインフレ指数抑制のために、昨日中銀の通貨政策委員会(Copom)は、現在の政策誘導金利 (Selic)13.75%を全会一致で0.5%引上げて14.25%に決定、2006年8月以降では最高のSelic金利高となっている。
中銀による政策誘導金利 (Selic)の 14.25%の決定を受けて商業銀行の平均クレジット年利は43.5%に上昇、特に個人向けクレジット金利は58.6%まで上昇して、中銀が統計を取り始めた2001年以降では最高の年利まで上昇している。
一般的に特別小切手税と呼ばれる口座借越残クレジット残高の年利は241.3%、クレジットカードのリボ払い(残高スライド方式)の年利は372%まで高騰している。
中銀が金融引き締め政策を採用開始した2013年4月からSelic金利14.25%までの金利はすでに7.0%上昇、この期間のクレジット年利も13%上昇、今年上半期のクレジット年利は6.2%上昇している。
今年上半期のクレジット残高は前年同期比僅かに2.8%増加、中銀は今年のクレジット残高は前年比僅かに9.0%増加を予想、特に社会経済開発銀行(BNDES)によるインフラ投資部門のクレジット縮小、住宅向けクレジット並びに農畜産部門向けクレジット縮小が予想されている。(2015年7月31日付けエスタード紙)