サンパウロ証券取引所(Bovespa)に上場している民間3大銀行のイタウー銀行並びにブラデスコ銀行、サンタンデール銀行、また政府系ブラジル銀行の第2四半期の純益は停滞しているブラジル経済や投資家の景況感の悪化にも関わらず、大幅な増加が予想されている。
4大商業銀行の第2四半期の平均純益は政策誘導金利(Selic)の高止まりや延滞率の増加に伴うクレジット部門のスプレッド上昇などの要因で、前年同四半期比13.7%増加が予想されている。
サンタンデール銀行の第2四半期の純益は、特に法人向けクレジット部門の前四半期比での大幅な縮小にも関わらず、前年同四半期比18.59%増加の13億7200万レアルが予想されている。
イタウー銀行の第2四半期の純益はクレジット部門の延滞率の増加にも関わらず、前年同四半期比16.98%増加の58億1,800万レアルが予想されており、企業の自己資本に対する当期純利益の割合である自己資本利益率(ROE)は20%を上回ると予想されている。
ブラデスコ銀行の第2四半期の純益は前年同四半期比16.38%の44億2,700万レアル、ROEは第1四半期並みの22.3%を予想、ブラジル銀行の第2四半期の純益は、クレジット部門縮小が影響して前年同四半期比マイナス0.09%の29億9,900万レアルが予想されている。(2015年7月28日付けヴァロール紙)