社会経済開発銀行(BNDES)によるペトロブラス石油公社への今後3年間の投資向けクレジットは、BNDES銀行による過度なクレジットの累積で許可しないと中銀は決定している。
中銀ではいかなる銀行も基準資産の25%以上を特定企業に対してクレジット提供や資本参加することを禁じており、社会経済開発銀行のペトロブラスのクレジットの場合は241億1,200万レアルが限度と定められている。
2014年末の社会経済開発銀行のペトロブラスのクレジット・資本参加投資総額は640億レアルに達しており、そのうち420億レアルはクレジット総額、220億レアルは資本参加総額となっている。
国家通貨審議会(CMN)では、過去15年間にわたって中銀は社会経済開発銀行によるペトロブラスに対して過度のクレジットや資本参加の例外を黙認してきたが、社会経済開発銀行は2024年までに基準資産の25%以下にさげなければならない。
ラヴァ・ジャット作戦によるペトロブラス石油公社関連の汚職の解明が進むにしたがって、大手ゼネコン経営陣の逮捕者の続出による大型インフラ公共投資の中止による大幅な雇用減少が明らかになってきて社会不安拡大の要因となってきている。
またペトロブラスの信用下落、格付け会社による同社の格下げ、低迷する石油の国際コモディティ価格などの要因でペトロブラス関連事業の更なる低迷に従って、今後数年間のブラジル経済の回復への影響が憂慮されている。(2015年6月27日付けエスタード紙)