5月の投資収益率比較では、ジョアキン・レヴィ財務相による財政再建策のための増税政策の導入や予算の見直しによる歳出削減、レアル通貨に対するドル高の為替などの要因で、サンパウロ平均株価指数(Ibovespa)はマイナス6.17%と最低の収益率を記録している。
5月の投資収益率トップは商業ドルの5.81%と大幅に上昇、今年5か月間の収益率は19.96%を記録、ドルの為替の上昇に伴って投資対象の対局に位置するサンパウロ平均株価指数(Ibovespa)は大幅な落ち込みを記録している。
今年第1四半期のGDP伸び率は、家計消費が過去12年間で最高の落ち込みを記録した影響で前四半期比マイナス0.2%を記録したために、5月29日のIbovespa指数は2.25%下落、今年5か月間の収益率は5.51%増加している。
連邦政府は年金や失業保険などの支出削減のための暫定令(MP)664号並びに665号が国会審議で難航しており、またレヴィ財務相の辞任などの憶測などの要因で、今後の為替やサンパウロ平均株価は大きく左右されると金融スペシャリストは予想している。
5月の確定金利付きファンド(RFファンド)の収益率は、中銀の通貨政策委員会(Copom)による政策誘導金利(Selic)の引上げに伴って0.90%増加、今年5か月間の収益率は4.33%増加となっている。
5月の金投資の収益率は4.94%と商業ドルの5.81%に次ぐ収益率を確保、銀行間預金ファンド(DI)の収益率は0.82%、10万レアル以上の銀行定期預金証(CDBs)の収益率は0.77%となっている。
5月の小口の銀行間預金ファンド(DI)の収益率は0.65%、ポウパンサ預金の収益率は0.62%とインフレ指数の総合市場物価指数(IGP-M)の0.41%を上回ったが、唯一、サンパウロ平均株価指数(Ibovespa)の収益率がインフレ指数を下回った。(2015年5月30日付けエスタード紙)