昨年の海外投資家による製造業部門向け対内直接投資は、前年比2.0%減少の624億9500万ドル、今年はブラジル国内経済の停滞や高止まりするインフレなどの要因で、対内直接投資は前年比で減少すると予想されている。
今年のラテンアメリカ及びカリブ海地域の平均経済成長率(GDP)の伸び率はわずかに1.0%に留まると予想されており、対内直接投資は昨年に続いて減少するとラテンアメリカ及びカリブ海地域経済委員会(Cepal)では予想している。
昨年のラテンアメリカ及びカリブ海地域の対内直接投資は前年比16.0%減少の1588億300万ドルにとどまったが、ブラジル向けの対内直接投資は全体の38%を占めていた。
鉄鉱石や石油の国際コモディティ価格の下落の影響で、昨年のブラジルの天然資源向け対内直接投資比率は全体の11.0%に留まり、製造業部門向け対内直接投資比率は36%、サービス業部門向けは53%に達していた。
昨年の製造業部門向け対内直接投資のうち自動車セクター向け対内直接投資は42億2,100万ドルと2年連続で減少、石油・バイオ燃料セクター向け対内直接投資は172億7,800万ドル、鉄鋼セクターは46億9,200万ドル、化学セクター並びにその他セクター向け対内直接投資は39億1,600万ドルであった。
昨年のサービス部門向け対内直接投資のうち小売セクター向け対内直接投資は69億4,300万ドル、通信セクター向けは41億6,700万ドル、金融セクター向け対内直接投資は31億7,000万ドルであった。(2015年5月28日付けエスタード紙)