欧州中央銀行(ECB)による3月9日に開始した量的緩和( QE)プログラムに基づく資産買い入れ並びに米連邦準備理事会(FRB)が利上げを先送りするなどの予想の影響で、4月のサンパウロ証券取引所には海外投資家の資金流入が急増した。
4月の海外投資家によるサンパウロ証券取引所への株購入資金総額は856億3,300万レアル、株売り総額は780億2,800万レアル、買い越し総額は76億400万レアルと2000年1月以降では最高となっている。
また今年4か月間の海外投資家によるサンパウロ証券取引所の株の買い越し総額は174億7,000万レアルを記録、株式市場関係者は6万ポイントから6万1,000ポイント迄上昇すると予想している。
海外投資家は特に石油の国際コモディティ価格の下落やラヴァ・ジャット作戦による汚職問題で株価が下落しているペトロブラス石油公社、鉄鉱石の国際コモディティ価格が半減しているヴァーレ社に注目している。
昨日のヴァーレ社の普通株は9.20%上昇、優先株は5.18%上昇、ペトロブラスの普通株は4.12%上昇、優先株は4.20%上昇したが、銀行株は軒並み低調に推移してブラデスコ銀行の優先株は0.31%上昇したが、イタウー銀行の優先株は0.98%減少している。(2015年5月6日付けエスタード紙)