昨日、中銀はレアル通貨のドルの為替に対する押し上げを目的に2013年に開始した先物市場での為替スワップ介入プログラムをほぼ全面的に中止すると発表、3月31日で終了する。
中銀は2013年8月23日から毎週月、火、水、木曜日にそれぞれ5億ドルずつ通貨スワップ入札を実施、金曜日に10億ドルの信用枠入札を実施してレアル安の為替を阻止する為替介入を継続していた。
中銀は金融市場の需要と市場状況に応じて、5月1日後に期限を迎えるスワップをロールオーバーする方針であり、また信用枠の入札は継続すると予想されている。
米連邦準備制度が金融刺激策の段階的縮小に向けて準備を進めていると見込まれていたために、中銀は為替介入プログラムを開始したにも関わらず、昨年下半期から大幅なドル高の為替になってインフレ指数を押し上げている。
今月23日に格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、ブラジルのソブリン格付けをジョアキン・レヴィ財務相の緊縮財政を評価して「BBBマイナス」で据え置いた後に、中銀は為替スワップ介入プログラムの中止を発表した。
今月のレアル通貨に対するドルの為替は9.42%上昇、今年はすでに17.70%と大幅に上昇しており、レアル通貨は新興国の中でも最も対ドルで下落している。(2015年3月25日付けエスタード紙)