連邦警察のラヴァ・ジャット作戦によるペトロブラス石油公社関連の汚職問題の影響で関連企業の株価が大幅に下落、レアル通貨に対するドル高の為替、12.75%まで上昇している政策誘導金利などの要因で、サンパウロ証券取引所に上場しているブラジル企業の株価が下落していた。
昨日のサンパウロ平均株価(Ibovespa)は国会での2015年度の予算案の承認やネルソン・バルボーザ企画相の発言が好感をもたれて、2.94%高騰の5万285.12ポイントと1月7日以来の上昇率を記録、特にペトロブラスやヴァーレ社はそれぞれ5.0%以上上昇している。
またペトロブラスは負債軽減のための資金売却や投資予算の削減、中国政府による経済活性化政策の発表も牽引して昨日のペトロブラスの普通株は7.93%高騰、ヴァーレ社の普通株も5.58%高騰している。
海外投資家が注目しているのは、ラヴァ・ジャット作戦の影響で大手建設会社が資金調達に苦慮してリスクの少ない自社の資産を放出して資金調達を余儀なくされている案件に注目している。
ブラジルは2億人に達する非常に大きな国内マーケットを抱えており、また海外投資家による対内直接投資額が非常に大きく、新経済班による海外投資家の信頼回復のための財政再建政策が順調に推移していることもブラジル企業に対する株投資が注目されている。(2015年3月18日付けエスタード紙)